支援級1年目の息子のリアル
- 2025.10.13
- 発達っ子ママの記録
- ADHD, グレーゾーン, 多動, 小学校, 小学生, 就学相談, 息子, 情緒級, 支援学級, 支援級, 特別支援学級, 発達ユニーク, 発達凸凹, 発達障害, 自閉症

こんにちは、ふくふくです!
今日もブログを読みに来てくださって、本当にありがとうございます。
私の白血病の体験記と、子供達の発達障害の話を交互に投稿しています!
今日は子供達の発達障害のお話!
今回のテーマは
『支援級1年目の息子のリアル』
についてです。
現在、うちの子供達は2人とも《特別支援学級》に在籍しています。
上の子・ぽんちゃんは知的固定級の4年生。
下の子・しぃくんは情緒固定級の2年生です。
今日は、この《しぃくんが支援級に入って初めての1年目》について、
まだまだ学年途中ではありますが、親として感じたリアルな事を、少し丁寧に書いてみようと思います。
◆通常級から支援級へ ― 転級を決めた理由
しぃくんは1年生の頃、通常学級に在籍していました。
不登校にはならず、毎日ちゃんと登校はしていたのですが、
実際のところは「行けていた」というより「我慢して通っていた」状態でした。
発達特性のある子にとって、集団生活は“見えない試練”の連続です。

授業中、「この問題わかる人〜?」と先生が声をかけても、しぃくんが手を挙げてもなかなか指名してもらえない。
順番にやる課題では、「今やりたい!」という気持ちがあっても順番が回ってくるまで待たないといけない。
その“待たされる時間”が、彼にとってはとても苦痛で、やる気のスイッチがぷつんと切れてしまうんです。
学校に行くたびに気持ちが削がれて、少しずつ「学ぶ事」自体への意欲が落ちていくように見えました。
クラスには30人以上の子供がいて、担任の先生も全員を個人として深く見てあげるのは難しかったと思います。
そんな中で、しぃくんには特定の友達ができず、学校の話をする時は「同じクラスの子供がさ〜」という言い方をしていました。
――「◯◯くん」と名前で出てこない。
もしかしたら、彼にとって“クラス全体が一つの集団”で、一人ひとりの顔がまだちゃんと見えていなかったのかもしれません。

◆支援級に転籍して、世界が変わった
そんな中、2年生になるタイミングで「情緒固定級が新設される」という話を聞きました。
元々しぃくんは1年生の段階から支援級に入れたいという希望はあったものの、その時にはまだ住んでいる自治体には知的の支援級しかなく、該当しないので入る事ができなかったという経緯があります。
その為、新設の話を聞いた瞬間に就学相談(転級相談)に申し込みました。
すぐ電話しました!(笑)
ところが入ってみてびっくり!
上の子であるぽんちゃんの知的支援級で「支援級」というものをなんとなく知っている気でいたというか、授業の進度等の内容は違えど似ている部分は多いだろうと思っていた部分があったんですよ。
知的級と情緒級は、あまりにも違う!!
子供達の雰囲気が違うのはもちろん、先生の対応方法も。
知的障害がないというだけでこんなにも違うのかととても驚きました!
授業内容も、情緒級は通常級と進度が同じという事は知っていましたが、知的級よりも圧倒的に集団での活動が少ない。
もちろん地域差等はあると思いますが、知的級は知的級の1~6年生みんなで何かをやる!という内容が比較的多いのですが、情緒級はもっと個々にフォーカスした内容というか。
集団行動の多い知的級のスタイルはそれはそれでしぃくんには合わないよな~とは思っていたので、この情緒級のスタイルは本当にしぃくんにピッタリだったと思います。
他にも色々と知的級との違いをたくさん感じて、完全に“支援級1年目の親”として、勝手に身が引き締まるような気持ちになりました。
◆小さなクラスの中で生まれた「安心感」

広告
しぃくんのクラスは、2年生が3名、1年生が1名の計4人。
とても小さなクラスです。
人数が少ない分、授業中に発言してもきちんと受け止めてもらえるし、「今やりたい!」という気持ちをすぐに行動に移せる機会も増えました。
待たされるストレスが減ると、やる気がどんどん湧いてくるんですよね。
以前は苦手だった学習にも前向きになり、「学校楽しい!」と言う日が以前とは比べ物にならないほど増えたんです!
そして何より嬉しかったのが――
「クラスメイトの名前を全部覚えた」事。
以前は“クラスの誰か”だった存在が、今は「◯◯くん」「△△ちゃん」と、ちゃんと“個人”として認識できるようになっていました。
少人数だからこそ、一人ひとりと深く関われる。
特性上、しぃくんが集団生活では得られなかった事のひとつだと思います。
上の子・ぽんちゃんも、通常級から支援級へ移った途端に別人のように明るくなった経験がありました。
でも、正直ここまでの変化をしぃくんでも見られるとは思っていませんでした。
支援級に転籍して数ヶ月。
しぃくんも見違えるように変わりました。
学校へ行く足取りも軽くなり、以前よりもずっと笑顔が増え、クラスメイトの凄いところを話してくれたりと、より学校という場所が明瞭になったのだろうと感じました。

子供って、本当に環境次第なんですよね。
「その子に合った環境に身を置くこと」が、こんなにも成長に影響するんだと、改めて実感しました。
◆もちろん、これからも悩む日々は続くけど
こうして書くと「いい事ばかり」に見えるかもしれませんが、これが今のリアルな現状です。
もちろん、この先はまたいろんな壁が出てくると思います。
クラスメイトが増えたり、担任の先生が変わったりすれば、新しい課題が出てくるのも当然です。
今とはうって変わって、子供が不登校になったというブログを書き始めるかもしれません。
良くも悪くも、未来なんてわからない。
当たり前ですが、支援級に入れたことがゴールじゃない。
これからも一緒に“調整しながら”、より良い未来を目指して進んでいくんだなって。
学校の環境、本人の気持ち、成長のスピード――
その時々で変わっていくものだから、私もその変化を怖がらず、柔軟に受け止めていけたらと思います。
今はただ、「支援級に入れて本当によかった」と、心から思っています。
本人が笑顔で過ごせる時間が増えた事、それだけでも、親としては十分です。花丸です!
勉強のペースも大事だけど、“その子が自分らしくいられる環境”が何よりも大切。
地図もなく視界も悪い道だけれど、それを忘れずに頑張りたいです。
支援級に進んだ以上、通常級で過ごした場合の未来を知る事はできない。
これを読んでくださっている方の中には、考えた末に通常級を選んでいる方もいる事でしょう。
その方もまた、今を支援級で過ごしていたら…というルートでの未来を知る事はできません。
私たち親は、その時に悩んで出した答えの上を歩きながら、更に調節を重ねてより良い未来を目指す他ありません。
「あの時、あの選択をしていたら…」
と、後ろを振り返り足を止めそうになってしまったなら、一緒に前に進もうと励ましてあげたいです。
その時悩みぬいて選んだ選択はその時の最善。
そこに笑顔がなかったなら、また前を向いて次の選択をしていきましょう。
お互い、頑張りましょうね!
◆次回予告
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
支援級に通うお子さんを育てている方や、これから就学を考えている方のヒントになれたら嬉しいです。
次回は、私の白血病のお話。
【薬を飲むだけの軽い治療?周囲の認識とのギャップ】
を書いてみたいと思います!
現在の慢性骨髄性白血病の初期段階の治療は、昔のような骨髄移植ではなくお薬を飲むだけの形になっています。
「なんだ、簡単じゃん!」そう周りからは思われるかもしれないけれど…
当事者の気持ちはそんなに簡単じゃない。
そんな気持ちを綴ってみたいと思います。
また次回もぜひ遊びに来てくださいね!
3
同じカテゴリの記事
- 前の記事
寛解を告げられた日の気持ち 2025.10.06
- 次の記事
薬を飲むだけの軽い治療?周囲の認識とのギャップ 2025.10.20


